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HI-MATIC E レストア編 [カメラ・写真]

HI-MATIC Eは7Sと比べるとかなりコンパクトになっています。
電池が無いと写真が撮れないカメラですが、ピントさえ合わせれば絞りもシャッタースピードも自動で合わせてくれるとても使いやすいカメラだと思います。
しかしながら、絞りやシャッタースピードを任意に決めて撮影者の意志を写真に反映させたい人にとっては物足りないカメラと思えてしまうという事ですね。(´・ω・`)
ご家庭向けのカメラという位置づけでしょうか?

ハードオフのジャンクコーナーに眠っていました。
電池室を確認したところ液漏れの痕跡は見られませんでしたので、「えいや!」と連れ帰ってしまいました。

帰宅後、簡易的な電池アダプターを自作して使ってみたところシャッターが切れました。(´∀`)
とりあえず明るさに応じて絞りやシャッタースピードも変わっているみたいですし、ファインダーも汚れてはいますが問題は無さそうです。
ただしレンズの後玉に目立つ汚れが有りましたので、ファインダーもあわせて清掃したいと思います。

まずはトップカバーを開けてみます。
HIMATIC_E_003.jpg

HIMATIC_E_004.jpg

HIMATIC_E_005.jpg

特に難しいところも無く開けることが出来ました。

ボトムカバーも簡単に開けることが出来ます。
HIMATIC_E_006.jpg


電池室の蓋のバネはこんな感じで入っていました。
#組み立ての時にバネを落とさずにカバーをはめるコツが掴めずに(#゚Д゚)イライラさせられました……。
HIMATIC_E_007.jpg


レンズブロックを外す為に、革をはがす必要があります。
セルフのレバーは革をはがすとネジが現れます。
HIMATIC_E_008.jpg


革は思いの外しっかりと貼り付いていました。
無水アルコールを使って慎重にはがしました。
HIMATIC_E_009.jpg

HIMATIC_E_010.jpg


ネジ4つを外すとレンズブロックが外れます。
電池室の配線ははんだゴテを使って外します。
HIMATIC_E_011.jpg


ファインダーブロックの蓋は接着剤で貼り付けてありました。 レンズブロックを外すときにファインダーブロックも降ろした方が良いような気がしたので降ろしてしまいました。
HIMATIC_E_012.jpg


このレンズブロックを見たときに、「あぁ、回路がやられたら修理は無理だなぁ……。」と思ってしまいました。
HIMATIC_E_013.jpg


後はカニ目を使ってレンズを外してからクリーナーと無水アルコールで清掃しました。
ファインダーもハーフミラーに気をつけて清掃、再組み立てをしました。

HIMATIC_E_001.jpg

HI-MATIC Eのレンズはかなり評判が良いようです。
試写はまだですが、ものすごく期待してしまいます。(・∀・)


※本ブログの趣旨は、カメラの安易な分解を推奨するものではありません。
 ブログ主のような素人がカメラのレストアを行うにあたっては、高いリスクを伴います。
 大切なカメラの修理・点検は、プロにご依頼されることをお奨めいたします。

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