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2014-07-15 [オーディオ・音楽]

イヤホンのケーブル交換をした後で、真っ先に試してみたのが、以前自分が一番気に入っていたリスニング環境の再現でした。

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Sony MZ-RH1 + audio-technica ATH-CM700


ポータブルHi-MDプレイヤーのMZ-RH1とATH-CM700の組み合わせが、何年か前の私にとって最高のリスニング環境でした。

MDの楽曲をPCに取り込める機器としてMZ-RH1は一時期かなり人気がありましたが、それだけでなく再生機としての評価も高かったと記憶しています。
実際に、同時期に所有していたメモリタイプのオーディオプレイヤーよりもかなり高い頻度で使用していました。

このMZ-RH1、一度Sonyに修理に出しており、あと何年かは戦えるはずです。
もっとも、持ち出すことは出来ず、家聴き専用機になってしまうのでしょうが。

今メインで使用しているイヤホンは、屋外で気軽に使える普及価格帯のものですが悪いものではありません。
それでも久しぶりの組み合わせで聴いてみると、なんとなく懐かしく、やはり良い音だなぁと深夜まで聴き入ってしまいました。

2014-07-14 [オーディオ・音楽]

ふと思い出して、数年前までかなり気に入って使っていたイヤホンで音楽を聴いてみようと引っ張り出してみました。
久しぶりに見たそのイヤホンは、経年による劣化なのか、ケーブルの被覆が切れて中の導線がそこかしこで見えてしまっていました。
このままでは安心して使えないと、思い切ってケーブルを交換してみました。
秋葉原のオヤイデ電気様でイヤホン用のリッツ線とステレオミニプラグを購入し、その他諸々でこうなってしまいました。
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audio-technica ATH-CM700 (改)

#素直にメーカに修理に出せばいいのにね……。

耳が肥えているわけでもないくせに、初めて購入した定価が1万円を超すようなイヤホンです。
誰がこんな高価なモノを買うのかと冷やかし半分で試聴してみたところ、それまで使っていた付属品のイヤホンとはあまりにも違うその音に一発でヤラれてしまい衝動買い。
綺麗な高音とボーカルが気に入って、毎日のように使っていました。

素人修理ですのでちゃんと性能が出ているかは判りませんが、久しぶりに聴くその音はやはり心地よいモノです。
ケーブルが変わったからか、新調したシリコンイヤーパッドのためか、それとも思い込みなのか、以前よりも低音もそれなりに出ているような気がしています。
#個人の主観に基づく感想です。 多分に思い込み……。 

Minolta X-700 レストア編 【其の参】 [カメラ・写真]

其の弐】からの続きです。

ごそっとシャッターブロックをボディから外す事ができました。
でもまだまだ分解は続きます。

絞り連結リングにはバネが繋がっています。
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ネジを2本外して前カバーを外します。
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プレビューボタンとレンズロックボタンは無くさないように。

スライド抵抗基板が現れました。
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ペンタプリズムを覆っているフレキを外すため、ハンダゴテでボディと繋がっている配線を外していきます。
外す配線が多いので、外す前にどこにハンダ付けされていたか、正しく記録します。
再びハンダ付けするときに間違えてしまうとカメラが再起不能になるかもしれませんので、とにかく記録です。
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フレキを外したらプリズムブロックを外します。
赤丸部のネジを外すとプリズムブロックがファインダースクリーンごと外れます。
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プリズム部が外れたらいよいよシャッターユニットを分離します。
フロントベースプレート側からネジを外すとシャッターユニットが外せますが、ボトム側のこの配線はハンダゴテで外しておきます。
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ちなみに、こちらのネジは珍しく逆ネジでした。
このときはここも外すことになるとは夢にも思わず。
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やっとのことで外したシャッターユニット。
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赤丸で囲んだギヤは前幕の巻き上げギヤなのですが、これが何故か異様に重いことが分かりました。
重くなった原因は判りませんが、このままではどうしようもありません。
覚悟を決めて、このユニットも分解・再組み立てすることにしました。
ここまで手をいれてしまうと、仮に動くようになったとしても写真がちゃんと撮れるかどうか……。

途中で撮影した1枚。
この時にはもう夢中で記録を撮る事さえ忘れてしまっています。
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記録写真の代わりに頼みの綱のサービスマニュアルから。
海外のサイトから入手したこれが無ければ何も出来ませんでした。(´・ω・`)
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分解・再組み立てでギヤの異常は解消されましたが、結局原因は不明のまま。
釈然としないままカメラを再組み立てしましたが、配線の再ハンダ付けが……。(´Д⊂ヽ

やっとのことで再組み立てしたX-700。 
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とりあえず巻き上げてシャッターを切る事は出来ています。
プログラムモード、絞り優先オート、マニュアル、AEロック、セルフタイマーと問題は無さそうなのですが、果たして本当に直ったのか、フィルムを通すのが少し怖いです。(;・∀・)

※本ブログの趣旨は、カメラの安易な分解を推奨するものではありません。
 ブログ主のような素人がカメラのレストアを行うにあたっては、高いリスクを伴います。
 大切なカメラの修理・点検は、プロにご依頼されることをお奨めいたします。

Minolta X-700 レストア編 【其の弐】 [カメラ・写真]

【其の壱】からの続きです。

原因が分からないながらも、シャッターユニットのメカ的部分に異常があると予想はしています。
しかしながら、そこまでたどり着くのは容易なことでは無いようです。

革を剥がし、フロント部サイドカバーとボトムカバーを外しました。
画像右側のサイドカバーは、ストラップの吊り環を外す必要があります。
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ボトムカバー内部には、剛性を確保する為なのでしょうか金属製のバッテリーベースプレートが固定されています。
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ネジを外してプレートを持ち上げてみると、バネがチャージレバーに取り付けられていました。
プレートとボトム部の基板がつながっていることもこのとき確認しました。
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ボトム側の基板にも配線がこんなに……。(;´Д`)
画像の赤丸部分は基板を固定するネジがありました。
配線の半田付け位置を記録してからハンダゴテで配線を外し、バッテリーベースプレートを外しました。
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プレートを外してから、配線をボディから剥がします。
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ファインダー接眼部を外してから
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シャッターブロックとボディを外す準備にかかります。
フレキとボディを固定しているネジを外す・緩めるなどします。
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フロント側のネジ・4本を外してから、ボトム側のチャージレバーに注意してシャッターブロックを外します。
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ボディから分離したシャッターブロック。
画像はバヨネット座板まで外してしまっています。
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続きます。

※本ブログの趣旨は、カメラの安易な分解を推奨するものではありません。
 ブログ主のような素人がカメラのレストアを行うにあたっては、高いリスクを伴います。
 大切なカメラの修理・点検は、プロにご依頼されることをお奨めいたします。
タグ:X-700 MINOLTA

Minolta X-700 レストア編 【其の壱】 [カメラ・写真]

巻き上げが重くなり、シャッターを押すとミラーアップしたままシャッター幕が走らなくなってしまったX-700。
とにかく原因が判らなければ直しようがありません。
自分の手に余るかもしれませんが、分解を開始します。

まずは巻き戻しクランク側から分解を開始します。
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巻き戻しクランクはネジ止めされています。……これまでとは違う……。(´・ω・`)

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X系は部品が多いなぁ。

フィルム感度ダイヤルを外したら、次は巻き上げレバーを外します。

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バネが使われていました。
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続いてシャッタースピードダイヤル、シャッターボタンを外します。
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「MINOLTA」ロゴの入ったパネルを外します。
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ファインダー部のネジ2本、巻き戻しクランク側のネジ1本を外します。
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トップカバーを持ち上げるとフレキ基板が現れますが、ホットシューの配線がはんだ付けされています。
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はんだ付けされている場所をしっかりと記録してからハンダゴテで配線を外します。
フィルム感度ダイヤル側にはスライド抵抗の接点部品があるので、損傷させないように注意しながら外します。
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まだまだ続きます。

※本ブログの趣旨は、カメラの安易な分解を推奨するものではありません。
 ブログ主のような素人がカメラのレストアを行うにあたっては、高いリスクを伴います。
 大切なカメラの修理・点検は、プロにご依頼されることをお奨めいたします。
タグ:MINOLTA X-700

minolta X-700 [カメラ・写真]

久しぶりにブログをアップします。
長いことハマっておりました。

ハマっていたminolta X-700です。
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とあるハードオフで、ジャンクとしてショーケースの中に鎮座しておりました。
見た目はとても綺麗なうえ、AEロックが出来るタイプです。
店員さんに取り出してもらって見てみますと、保存環境が良かったのかモルトの状態も悪くありません。
これは良品に違いないと確信して連れて帰りました。
家で電池を入れてみると、なかなかに快調です。
「これは大当たりだ!」と大喜びしていたのですが……。

フィルムを入れて撮影を開始してみると、ほんの数枚撮影しただけで、ミラーがアップしたままとなってしまいました。
フィルムを取り出して確認してみると、シャッター幕が途中で止まってしまっていました。
手でシャッター幕を送ってやるとミラーは戻りましたが、今度は巻き上げが異様に重くなってしまいました。
シャッターボタンを押してもミラーアップしたままでシャッター幕が走りません。
「ナンテコッタィ!」。゚(゚´Д`゚)゚。 と頭を抱えてしまいました。
海外のサイトからサービスマニュアルをダウンロードしてみましたが、なかなかにX-700を開けるのはしんどそうです。
かなり長いこと悩み続けましたが、意を決してとりあえず開けてみることにしました。

ポツポツと記録をアップしていこうと思います。



タグ:MINOLTA X-700

2014-04-05 [カメラ・写真]

わたくしのような素人がこんなこと言うのもおこがましいのですが、モノを分解・修理すると「部品を無くす」なんてことが、あるあるネタとしてよく語られます。

わたくしもうっかり小さな部品を落としてしまい、床を這いつくばって探すことがよくあります。

最近レンズを開けたときに無くしてしまったのが、絞りリングのクリックストッパとして使われている金属球です。
普段なら落としたときに音がして気付くのですが、今回は音に気付かず再組み立ての時になって気付きました。
その為か、どうしても見つかりません。

こんなとき、代品としてボールペンの先にある金属球を使ったという情報をどなたかのブログ記事か何かで読ませて頂いたことがあるのですが、私の場合、上手くボールペンの金属球を取り出せるかどうか怪しいものです。
他の方法は無いものかと探してみると、こんなモノを見つけました。
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ハイキューパーツ様のスチールボールです。

プラモデル等のディテールアップ用とのことですが、日本製を謳っており品質は確かなようです。
#模型の細部にまで拘るような方は、部品の品質にも厳しいのでしょうね……。
たかだか1個のために……とも思いましたが、今後も無くすかもしれないからと自分に言い聞かせて1.0mm・50個入りを購入してみました。

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何となく、もう少し大きいサイズのモノが正解だったような気がしていますが、問題無く使えています。

ネットの有り難さを実感するとともに、モノを分解するときにはもっと注意するよう心に誓うおっさんでした。

2014-04-02 [カメラ・写真]

本日も中国出張中に撮った写真をアップします。
失敗した写真なんですけれど……。
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MINOLTA HI-MATIC F, Fujifilm PN400N, EPSON GT-X820

ホテルの近くに、日本人旅行者にも評判の蘇州麺が食べられるお店があると知り、最終日の朝に行ってきました。
同得興というお店です。
わたくし、中国語を話すことは出来ませんが、ネットで予習をしておりましたので何とか食すことができました。
#ただ単に、メニューを指さして食券を買っただけです。(;´∀`)

成る程、日本人の口にも合うスープで美味しい麺料理です。
特にトッピングの煮込まれた豚肉は柔らかく絶品でした。

もっと早くに見つけていれば良かったのに、と悔しい思いをしたものです。

2014-04-01 [カメラ・写真]

失敗した写真をあげるシリーズ、第3弾です。

中国のホテルの部屋から見た光景です。
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MINOLTA HI-MATIC F, Fujifilm PN400N, EPSON GT-X820


日本とはやっぱり違うなぁ。

宿泊したホテルは繁華街の中にあって、刺激はありそうでした。
遊びにいける余裕はありませんでしたけれど……。(´・ω・`)


2014-03-31 [カメラ・写真]

以前、仕事で中国に行く機会がありました。
せっかくなのでフィルムカメラを持って行きたい。でも、一眼レフは流石に……。
そんな思いに応えてくれたのが、軽量・コンパクトなハイマチックFでした。
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ところが落とし穴がありまして、自作の電池ホルダがよろしくなかったようで、アンダーな写真を量産してしまいました。
#露出がバッチリなものもあるので、原因と言えそうなのはカメラよりはそちらか、と。

そんな失敗作から1枚。
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誰がどう見ても、フォローのしようもない失敗なんですけどね。(;´∀`)
「荒れた感じがもしかしたら面白いかも、そう思って狙ってみたんだよ。」と、苦しい言い訳をしています。

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